OZサーバーバインディング

前提条件

OZサーバライセンス

下記のような権限を持つOZサーバライセンスファイル (WEB-INF/license/ozlicense.xml) が必要です。 

USE-SERVERBIND="TRUE"

OZサーバは、OZサーババインディングを使用するために以下のような4つのファイルをWEB-INF/lib/配下に配置する必要があります。

設定

設定ファイル WEB-INF/conf/spmgr.properties を開き、下記のように必要な権限を設定します。

OZRエクスポート

  1. クライアント側(html)で入力値をサーバに伝送します。

  2. サーバ側のjspプログラムはOZサーバに要請します。 program requests the OZ server to bind the input data with OZR and export it to OZD.

OZD (OZデータファイル)は、OZRとその入力値を含んでいます。

export-inputjson.html

  1. OZRを開き、ユーザーから入力値を取得します。

  2. 下記のような関数でOZビューアから入力値を取得します。

    OZViewer.GetInformation("INPUT_JSON_ALL");

  3. server-binding-inputjson.jspに入力値をパラメータで伝送します。

export-inputjson.jsp

  1. パラメータで入力値を受け取ります。

  2. 下記のようなビューアオプションを使用します。

    OZRフォームを開く ( connection.reportname )

    OZRにinputjsonを事前バインディングする ( connection.inputjson )

    OZDでエクスポートする ( export.format )

  3. OZサーバにバインディングとエクスポートを要請します。

    request.setAttribute("OZViewerExportParam", param);

    getRequestDispatcher("/server");

    dispatcher.include(request, response);

  4. OZサーバから結果を取得します。

    request.getAttribute("OZViewerExportResult");

pdfのフォント埋め込み

pdfエクスポートする際、OZRで使用するフォントをPDFファイルの埋め込むためには、サーバにフォントをインストールした後、下記のようなパラメータオプションを使用します。

メモリーストリームとしてエクスポート

  1. クライアント (html)は、OZRフォームとそのデータをOZDタイプでメモリーストリームエクスポートを行なった後、サーバに伝送します。.

  2. サーバ側のjspプログラムはOZDメモリーストリームを受け取り、OZDファイルで保存します。.

export-memorystream.html

  1. OZRフォームを開き、ユーザーから入力値を取得します。

  2. 下記のようなスクリプトを利用し、現在のビューアからデータと共にOZRをOZDメモリーストリームとしてエクスポートします。

    ScriptEx("save_memorystream", "export.format=ozd;");

    OZCommand_ozviewer(cmd, msg){};

    OZExportMemoryStreamCallBack_ozviewer(outputdata){}

  3. 当該ファイルストリームがBASE64でインコーディングされ、出力データoutputdata としてリターンされます。

  4. サーバにファイルストリームを伝送します。

export-memorystream.jsp

  1. ファイルストリームを取得します。

  2. ファイルストリームをデコードします。

  3. OZDファイルとして保存します。

サーバ側へのpdfエクスポート(OZD)

サーバ側のjspプログラムはconnection.reportnameの代わりにconnection.openfileのオプションを利用し、OZDファイルを開きます。

inputjsonを渡して入力項目の入力値を事前入力することも可能ですが、このサンプルではコメントアウト処理されています。

Consolidation with Empty Viewer

今回は空ビューアを開き、OZRとOZDを開くことが可能なボタンを提供します。ユーザーがSubmitボタンを利用して入力値を提出すると、OZRまたはOZDがOZDファイルとしてサーバに伝送されます。OZDファイルをエクスポートする際、以前の例題のように生成されたOZDがフォームパラメータを許可するようにする必要があります。ユーザーはOZDファイルを開いてアップデートし、OZDとして再びエクスポートをすることが可能できます。PDFエクスポートボタンは、サーバでexport-ozd2pdf.jspを実行し、PDFを生成します。

Run sample

5KB
開く
guiide-server-binding.zip

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